「乾燥」が気になる時期になってきました
ところで、部屋の湿度は最適に保たれているでしょうか？
今回は湿度を最適に保つ事の重要性と季節ごとの湿度管理について解説していきます。
なぜ湿度を最適に保つ事が必要なのか？
湿度が低いと「肌」「のど」の乾燥やドライアイなどの原因となりますし、湿度が40％以下だと風邪やインフルエンザウイルスが活発化します。
逆に湿度が高すぎると「カビ」「ダニ」が繁殖やすい環境になってしまいます。
・ダニは「アレルギーによる健康被害」
・カビは「家具「家屋」など主に木材の損傷を引き起こしてしまう原因となります。
※およそ６０％以上で「カビ」「ダニ」が発生しやすい環境になるといわれています。
湿度の適正な値
以上の点から「室内の適切な湿度は４０〜６０％の間」といわれていますが・・・
日本は「湿度の変動が激しい国」ですので、季節ごとに「適切な湿度」が変わってきます。
健康を損なわない事も重要ですが、大事な家具や家屋を守る為にも季節ごとの湿度管理を覚えておきましょう
季節ごとの適正湿度は？
４０～６０％が適正な値と紹介しましたが。
日本は温帯湿潤気候と呼ばれ、季節ごとに適正湿度が変わります
・３月～５月（春）
適正湿度（６０％）
春は湿度が上がりやすい季節で、冬の気候も続くこともあるので、加湿が必要になることもあります。
湿度管理のバランスが難しく、気温の上下も大きくなるため、体調を崩しやすい時期でもあります。
以上の点から高めの６０％が春に適した湿度です
適正湿度（６０％）
春は湿度が上がりやすい季節で、冬の気候も続くこともあるので、加湿が必要になることもあります。
湿度管理のバランスが難しく、気温の上下も大きくなるため、体調を崩しやすい時期でもあります。
以上の点から高めの６０％が春に適した湿度です
・６～８月（夏）
適正湿度（４０％）
６月あたりから雨が増え「湿度が上がりやすい季節」になります。
気温も上がってくる時期なので部屋の中は湿度が上がっているはずです。
夏の時期は除湿機などを使って積極的に湿度を下げていきたいですね。
「カビ」対策として「部屋干しをしない」「お風呂場の湿気を逃がす」なども必要になってきますね
適正湿度（４０％）
６月あたりから雨が増え「湿度が上がりやすい季節」になります。
気温も上がってくる時期なので部屋の中は湿度が上がっているはずです。
夏の時期は除湿機などを使って積極的に湿度を下げていきたいですね。
「カビ」対策として「部屋干しをしない」「お風呂場の湿気を逃がす」なども必要になってきますね
・９月～１１月（秋）
適正湿度（５０％）
秋の序盤は残暑が厳しい時期なので、夏と同じように５０％が適正な湿度です。
部屋の中が蒸し暑く感じる時は除湿して湿度管理を行いましょう。
秋は比較的に過ごしやすい季節になるので、湿度管理はそこまで考えなくて大丈夫な良い季節です。
適正湿度（５０％）
秋の序盤は残暑が厳しい時期なので、夏と同じように５０％が適正な湿度です。
部屋の中が蒸し暑く感じる時は除湿して湿度管理を行いましょう。
秋は比較的に過ごしやすい季節になるので、湿度管理はそこまで考えなくて大丈夫な良い季節です。
１２月～２月（冬）
適正湿度（６５％）
この時期は空気が乾燥するので加湿をして湿度管理を行う必要があります
夏とは逆に「部屋干し」をしたり、加湿器で適正湿度に調整を行ったりしましょう。
冬はインフルエンザなどが流行り出す時期なので湿度の調整が大事になってきますね。
湿度が高いと体感温度も上がりやすくなります。
適正湿度（６５％）
この時期は空気が乾燥するので加湿をして湿度管理を行う必要があります
夏とは逆に「部屋干し」をしたり、加湿器で適正湿度に調整を行ったりしましょう。
冬はインフルエンザなどが流行り出す時期なので湿度の調整が大事になってきますね。
湿度が高いと体感温度も上がりやすくなります。
湿度を調整する方法
湿度を下げる場合
・除湿器
自動的に湿度を最適に保ってくれるので、あれば便利な機械です
空気清浄機には「除湿機能」が付いたモデルもあるので、空気清浄機を買う際のポイントとして考えてはいかがでしょうか？
自動的に湿度を最適に保ってくれるので、あれば便利な機械です
空気清浄機には「除湿機能」が付いたモデルもあるので、空気清浄機を買う際のポイントとして考えてはいかがでしょうか？
・エアコン
エアコンには「除湿モード」があるので湿度が高い時に使うと良いですね
エアコンには「除湿モード」があるので湿度が高い時に使うと良いですね
・凍らせたペットボトルを置く
凍らせたペットボトルは除湿効果がありますが、水滴で置いた場所がベタベタにならないように対策が必要です。
また、扇風機などの風をペットボトルにあてることで、さらに除湿効果がアップします。
凍らせたペットボトルは除湿効果がありますが、水滴で置いた場所がベタベタにならないように対策が必要です。
また、扇風機などの風をペットボトルにあてることで、さらに除湿効果がアップします。
・新聞紙を置く
部屋干しすると湿気が上がってしまいますが、新聞紙の束を洗濯物の下に設置しておくと湿気を吸い取ってくれます
放置しておくと新聞紙にカビやダニが発生するため、使ったらゴミに出すか、新聞紙を湿らせて窓を拭いたりして活用しましょう。
部屋干しすると湿気が上がってしまいますが、新聞紙の束を洗濯物の下に設置しておくと湿気を吸い取ってくれます
放置しておくと新聞紙にカビやダニが発生するため、使ったらゴミに出すか、新聞紙を湿らせて窓を拭いたりして活用しましょう。
湿度を上げる場合
・加湿器
簡単に加湿を行えるので、一家に１台あると便利な機械
空気清浄機などにも「加湿機能」が付いているモデルがあります
簡単に加湿を行えるので、一家に１台あると便利な機械
空気清浄機などにも「加湿機能」が付いているモデルがあります
・水を入れた容器を設置
コップやバケツなどに水を入れて置いておくと、加湿に効果的です。
部屋干しすると水分が蒸発して空気中の水分が増えて加湿される仕組みと同じですね
ちょっと工夫して「アロマオイル」を混ぜて香りを楽しんだりしてみてはいかがでしょうか？
コップやバケツなどに水を入れて置いておくと、加湿に効果的です。
部屋干しすると水分が蒸発して空気中の水分が増えて加湿される仕組みと同じですね
ちょっと工夫して「アロマオイル」を混ぜて香りを楽しんだりしてみてはいかがでしょうか？
・観葉植物を設置
葉から水分を蒸発させる植物は天然の加湿器になります
葉が大きいタイプの観葉植物はより加湿の効果を上げてくれますので、加湿効果を期待する場合は葉っぱの大きな観葉植物の購入をお勧めします
葉から水分を蒸発させる植物は天然の加湿器になります
葉が大きいタイプの観葉植物はより加湿の効果を上げてくれますので、加湿効果を期待する場合は葉っぱの大きな観葉植物の購入をお勧めします
まとめ
湿度を適切に保つことは「健康」と「家屋の損傷を防ぐ」事に繋がる事がわかりました。
日本は季節によって「湿度の変動」が激しい国です。
季節ごとに「適切な湿度」を保つことに注意して生活していきたいですね。