夏の工場勤務はオフィス勤務をしている方には分からないほど、やばいです
私も以前は工場で勤務していたのですが「特殊な繊維」を扱っていたので繊維が肌に触れると「肌荒れ」「炎症」を起こす為、夏でも長袖長ズボンを着用しなければいけない現場でした
幸いにも救急車で運ばれるような事はありませんでしたが、頭痛やめまいに襲われた事も何度かあったので、夏の工場勤務での水分補給というのは生死にかかわるほど重要です
というわけで、今回は工場勤務をしている方の為に熱中症にならない為のおすすめの飲料水を紹介したいと思います。
厳しい夏の工場勤務を倒れる事無く過ごせるようになれば幸いです
熱中症をほおっておくと大変なことになる
夏のクソ暑い日の仕事中に「めまい」「けいれん」「頭痛」「吐き気」「倦怠感」などを感じるときは熱中症にかかっています
仕事中だからと水分補給をせずにほおっておいた場合、体温が40℃を超えるほどに上昇して脱水状態となります
さらに意識の混濁、異常な言動、全身の痙攣、嚥下障害など症状が悪化していきます。
さらに症状が悪化すると次は「昏睡状態」から「多臓器不全」を起こす可能性があり最悪の場合、死に至ることもあります
熱中症を防ぐためのおすすめ飲料水
スポーツドリンク
スポーツドリンクは熱中症対策におすすめの飲料水です
代表的な「ポカリスエット」「アクエリアス」などは「アイソトニック飲料」と呼ばれ、体内に吸収されやすいという特徴があります。
これらの飲料水は作業前や運動前に飲むと効果が望めます
ただし、糖分が５００mlのペットボトルに３０ｇ以上の糖分が含まれているものもあるので、「水」や「お茶」のように飲みすぎると、糖の過剰摂取による肥満や虫歯になる危険性があります。
熱中症の症状が出た時に飲むべき飲料水
経口補水液
「めまい」「痙攣」「頭痛」「吐き気」「倦怠感」といった熱中症の症状が出た時はスポーツドリンクでは症状の改善は期待できません
熱中症の症状が出た際は「経口補水液」で水分補給すると症状の改善が望めます。
経口補水液とは、ブドウ糖と食塩を水に溶かして作られた飲料のことで、体液とほぼ同じ浸透圧のため「吸収率・吸収速度」が高く「飲む点滴」とも呼ばれています。
スポーツドリンクと比べて糖分が少なく塩分が多く含まれているので、大量に汗をかいた時や下痢や嘔吐による脱水症状が出たときの水分補給には経口補水液が適しています。
ただし経口補水液を大量に飲むと「ナトリウムの過剰摂取」になる場合があるので「腎臓」や「心臓等」の疾患の治療中で、医師に水分の摂取について指示されている場合は、指示に従ってください。
もし水分補給をしても症状が改善しない場合や、水分補給ができないほど症状がひどい場合はすぐに病院に行くようにしてください。
経口補水液は自作可能
経口補水液は自宅にあるもので簡単に作ることが出来ます、市販の「経口補水液」は値段が高いので毎日飲むような場合は自作したほうが安上がりで済みますのでおすすめです。
こちらの動画にて経口補水液の作り方を紹介されています
まとめ
工場勤務のような汗を大量にかく仕事では、熱中症にならない為に「スポーツドリンク」を飲み
もし「熱中症」の症状が出た場合は「経口補水液」を飲む事によって症状の改善が期待できる事が出来ます
私もよく夏の工場勤務で仕事中によく頭痛に悩まされていましたが、適切な飲料水を飲むことで症状を抑えたり改善することが出来ると今になって分かりました・・・
もうすぐ到来する夏に向けて対策をして、倒れないように頑張りましょう！