車内や電車内という逃げ場のない場所で便意に襲われるというのは、かなりの恐怖です・・・
今回はなぜこの現象が起きるのか?防ぐ方法はあるのか?という2つのポイントに焦点を当ててみました。気になる方は是非ご覧に♪
車に乗ると便意が起きる原因とは?
朝食を食べて「空の胃袋」に食べ物が入ると、胃から信号が送られ大腸で『大蠕動(だいぜんどう)』という収縮運動が起こります
収縮運動により便が直腸に移動すると、移動した便が直腸を刺激します。刺激が脳に伝わることで便意を催すという仕組みです。
大蠕動(だいぜんどう)が起きやすいタイミングは、朝食を食べた後の約1時間
朝食を食べて1時間以上の余裕があれば、その間に便意が来るのでトイレに行けますが・・・時間に余裕が無い方は起きて1時間以内に出勤する方が多いかと思います。
1時間以内に家を出る為「出勤途中に大蠕動が起きて便意に襲われる」という結果になるわけですね。
朝食を抜いている方も、通勤中の車内で「コーヒー」などの飲み物を飲むことがあるかと思いますが、これが大蠕動の引き金となり車内で強い便意に襲われる原因となります。
出勤中に大蠕動を起こさないようにするには?
大蠕動を起こさない為には、朝食の食べ方や内容を見直すことが重要です
朝起きて朝食を食べ、便意が起きるまでは家にいればよいですが。いつも1時間以内に便意が来るとは限りません。
「便意が来るまで家にいる」という時間的余裕があれば通勤中に便意に襲われる事も無いのですが・・・時間に縛られながら働く我々にとっては非常に難しい問題です・・・
便意を防ぐ簡単な方法としては、家で朝食を摂らずにに早めに職場に着いて、職場で朝食を取れば、出勤中に便意に襲われる事を防ぐことが出来ます。
また普段から下痢になりやすい体質の人は消化の良いものを食べることが大切です
寝る前のアルコールが通勤中の下痢の原因になっている場合も
アルコールは小腸を刺激する効果があり、便に水分が増えた結果、下痢が起こりやすくなります。
朝食にコーヒーなどを飲んで胃の中に水分が入ると「大蠕動」が発生して、便意に襲われます。
しかも下痢(軟便)は非常に我慢しにくいため、神様に祈るほどの強い便意に襲われてしまいます・・・
「よく下痢になっているな~」という心当たりのある方は、夜にお酒を控えることで症状が改善する可能性が大きいです。
出勤中の下痢を抑えるには?
下痢になるのを防ぐには生活習慣の改善や腸内環境の改善が必要になってきます。
医師もお勧めている方法としては「植物性乳酸菌」を摂る事です。
野菜や果物などの植物質に生息する乳酸菌で、「動物性乳酸菌」よりも生命力が強く注目が集まっている「乳酸菌」です。
植物性乳酸菌の一つであるラブレ菌
ラブレ菌を食べ物で毎日摂取するのは難しいらしく。
ラブレ菌入りのドリンクやサプリメントを活用するのが最も簡単に摂取する方法だそうですよ
最終手段は薬に頼る?
以上の方法を試しても便意に襲われてしまった場合は「薬」を活用するのも一つの方法です。
しかし、薬に頼りすぎると便意が発生しにくくなり、自然排便が困難になるという危険性があります。
やはり根本的に治すには「生活習慣・食生活」の改善が必要になってくるようですね。